と、モーニングを見るたびいつも思います。
今の漫画は・・・正直わけがわからん。
この人はたぶん好きに描かせたらいけないタイプだなと思いました。
強いバックボーンのあるものを描かせたら無類なんですけど
好きに描かせたらワケがわからなくなるタイプかなと。
第二次大戦後の話だったのが、なんだかわけのわからないファンタジーになってた。
で、絵が蒼天航路のままだから古臭くみえてしまう・・・
ぶっちゃけ、もったいない。
俺妹の8話を見てるときと同じ気分です。
あれも絵は素晴らしいのに、話がゴミだからものすごくリソースを無駄遣いしてるように見える。
絵はいいのに~何で生かす話を書いてくれないんだ!!と歯噛みしたくなる気持ちですな。
で、話は戻りますがこの人なら三国志でも絶対つまらなくなる諸葛孔明死後の話でも
絶対面白く描けるはずなんですけどね。
誰もが読み飛ばすような晋までの軌跡でも傑作に出来る唯一の人だと思うんですが
こういうわからない話を書いてしまうのが惜しいといいますか・・・
ま、元々蒼天航路がまぐれ当たり(実力以上のものを描いてしまったという意味ではなく
才能とジャンルが奇跡的にかみ合ったという意味)
で、今書いてるほうが本来描きたい漫画だということは今までの連載作品から
わかってるんですけどね・・・
しかし惜しい、横山光輝さんが三国志で大当たりして歴史モノ書き出したように
この人の始皇帝とか孫武とか見たいなあ。
絵的にアクが強いんでやはり歴史モノでも東洋ジャンルが会うと思います。
いまの作品では、残念ながら単行本買う気にはなれない・・・惜しいものです。